ギャラリー・トーク

このサイトは画家・前島隆宇の「絵画の世界」を通じて美術のあれこれを語りたいと思います。
語り部は敦子と申します。よろしくお願い致します。。。
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ワイン栓抜き歴史考証

>私の様に、ブログをのんびり構えていると、「一定期間を過ぎたので、ログオフしました」と通信を切られてしまいます。その度にパスワードを入れログオン処理せねねばなりません。で、それを忌避する為には、色々話題を起こさねばなりません。タレントと違って、私的話題をそう出動させる訳に行きませんが、少しは頑張らねばなりません。

 私の様に長い人生を経てくると、様々なものの歴史をじかに見通せる事があります。先日も書いた様に、甘栗の皮むきの変遷とかもそうですが、其処で本日は、ワインの栓抜きの変遷といきたいと思います。
 
 既に45年も経ってしまいましたが、西ドイツに遊学滞在した折り、ワインの宝庫にどっぷりとつかって、ワインと云うものをおぼえたのでした。その頃はしろワイン全盛で、赤ワインは少々口に苦しで無くて「口に渋し」と云う所でしたね。あの当時、白ワイン1500円もする(当時日本人の公務員の給料が8万円位の時)ワインを毎日愛でる大学教授を羨ましく驚きを持って眺めたものですが、今は日本人もそれ以上の裕福さを獲得しているわけです。  

 ドイツの市役所は、それぞれレストランを構えており、それが結構高級ときていて、旅行の際は市役所めがけて、料理・ワインを堪能したものでした。そして土地のワインジョッキを記念に求める。すると必ずロゴ入り鉛の銘とクサリが取っ手に巻いてある。「これなんだ?」と問いますと、「黙って持って帰る輩がいるので、この鎖付きは、ちゃんと購入したしるしだ」と云う事でした。皆さんも経験なさった事あるでしょう。

 そして日本に帰国して早速ワイン愛好者となった我々は、コルク構造栓抜きを求める訳です。やっと日本でもワインに目覚めた頃でした。先ず巻きローラーは定番です。、安手のものから始まり、空気を挿入するもの等あり、我が家にやがて図面の右手、ブドウのつるにロールをはめ込んだ、多分ドイツ製のそれが販売店からのおまけに付いてきました。  
 次いで図面中央のハイカラなそれが、嬉しく愛好されて来ます。でも何と言っても栓抜きは結構厄介な手間と力が掛かるものです。

 ある日東急ハンズに行って、或る古風な器具に私目ざとく目がいって、「これ、何ですか?」と少し興奮しながら訊いてみたのが図面左の、この器具です。「ワインの栓抜きじゃ無いかな?」と定員さんに云われて、『やっぱし!』と私飛びついたと云う具合でした。結構高くて、財布をはたいて購入したのがこれです。

 これでもうワインの栓抜きは全くの苦労無しです。「多分、古いドイツ製でしょう」と定員さんも、あやふやの態。「浅草の道具屋から見本に飾ったんだけど」と何か自信なげ。これでワイン売り場は主役が消えて、淋しくなったのは必定。

その使用法を説明

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